
タイトリストのユーティリティアイアンである U510 を買いました。
3up clubやスポナビゴルフで活躍中のゴルフライター鶴原さんも大絶賛されていて、実際にセッティングに加えていらっしゃったクラブです。
しかも今回はシャフト違いで2本購入しましたので、それぞれどんなクラブか、誰に合うかなどを紹介します。
アイアン型ユーティリティなんて一生手を出さないと思っていましたが、上がるし曲がんないしで一発でレギュラーに昇格したクラブです。
購入したクラブ

- タイトリスト U510 ユーティリティアイアン
【番手】#4・22°
【シャフト】Titleist MCI Matte Black 70 (s) - タイトリスト U510 ユーティリティアイアン
【番手】#4・22°
【シャフト】TOUR AD DI HYBRID 85S
タイトリスト U510 ユーティリティアイアンの特徴と感想

- 見た目の分厚さはあるが、バランスのとれた顔が美しくスクエアに構えやすい
- ブレードが長くて、ソールが広い、いかにもユーティリティという見た目で安心感◎
- とにかく高い打ち出しで、グリーンに止められる弾道が打てる
- 高密度タングステンを内蔵し、オフセンターに強い
- トップ目の薄い当たりでも十分に球が上がる
- フォージドSUP-10のL型極薄フェースで初速が速くよく飛ぶ
- 重心距離が長いため、引っかけにくい
- 機能はバグツンだが、弾く打感が人によっては気になるかも?(僕は気になりません!)
- 素材がステンレスのため、ライ角の調整ができない
- 標準シャフトがオリジナルカーボン1種類しかない
シャフト別の評価・試打レビュー
Titleist MCI Matte Black 70 (s)
- クラブ重量 375g
- 先中調子のため、DIハイブリッドに比べて少し打ち出しが高い
- 軽量シャフトのためロングアイアンなのに楽に振れる
- 曲がらず直線的に飛ぶ
- 球を揃えるのが用意
- 速いヘッドスピードだと右に打ち出す傾向
TOUR AD DI HYBRID 85S
- クラブ重量 380g
- さすがDIなのか、少し硬さを感じるため、地面との衝突に負けず、ボールをしっかり打ち抜く感触がある
- MCIに比べて少し打ち出しが抑えられている分、球が強い
- 速いヘッドスピードでもヘッドがついてきて、操作性が高い
- 球が揃うので安心して打てる
- 直線的な弾道で風に強い
と、シャフトによって弾道の高さに違いはありますが、左右の曲がりやミスヒットの強さなどは基本的に同じです。ヘッドスピードによって、シャフトを選べば良いだけですね。平均的なヘッドスピードの場合は純正のMCIが良いでしょう。高ヘッドスピードの場合は、シャフトが負けて右に打ち出させる傾向にありました。
タイトリスト U510 をオススメしたいゴルファーは?

- 引っかけたくない人
- 短いホールのティーショットギア
- アイアンが得意
- ウッド型ユーティリティが苦手な人
- 平均以上のヘッドスピード
まとめ・総評

タイトリスト U510 ユーティリティアイアンは、寛容性、高打ち出し、方向性、飛距離、止めやすさ というロングショットに求められる性能を高い次元で実現しているクラブです。
「ウッド型UTがいらないクラブ作ったから!」というタイトリストの開発の方のコメントも納得の出来。左を気にせず振り抜けるということもあり、強い球でコース攻略したいアスリートゴルファーにもオススメできます。
ただ、ソールが広い形状からわかる通り、強めに打ち込んでターフを取っていくクラブではありません。どちらかというと少し左目にボールを置いて、シャローな入射角で打つクラブです。
さて、クラブセッティングの流れを考えたとき、打てるならばという条件付きですが、ロングアイアンが最善です。
ロングアイアン→アイアン型UT→ウッド型UT→ショートウッド という順番で、易しいクラブにはなりますが、形状が変わるのでセッティングとしての流れは悪くなります。
U510はウッド型UTのようにボールが上がりますが、形状はアイアン型UT。
機能を確保しつつ、セッティングの流れの邪魔をしない素晴らしいクラブでした。
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