
10代20代の頃、僕はそれはもう自他共に認めるパター下手でした。
ロングパットの距離感は合わないし。ショートパットはポロポロ外すし。
30cmなのにダフってショートしたことすらあります。
90が切れない、80が切れない理由がパッティングなのは明らかでした。
だけど現在はショートパットを自信を持って打っています。名手には程遠いですけどね。
入る確率も随分上がり、少なくともショートパットは僕の弱点ではなくなりました。
さて、僕がショートパット下手を克服した理由ですが、、、
絶対にこの【ザ・レール THE Rail】のおかげです。
ハロルド・スワッシュっていう欧州のパッティングコーチが開発した練習器具です。
(ハロルド・スワッシュというと、その昔 YESパターのデザインもされてました。)
さて、この ザ・レール ですが、これでもかというほど超シンプル。
表面がつるつるで両サイドが斜めになっています。
使い方もただレールの上を転がすだけ。
侮るなかれ、これがめちゃくちゃ難しいんです。
少しでもフェースが開いたり閉じたりすると、少しでも芯を外したりすると簡単にレールから外れ落ちます。
もう悲しいほどに外れます。
右に落ちやすい、左に落ちやすいで自分の悪癖もわかります。
ザ・レールが下手なら、本番でもしくじりがちということです。
しかし!挫けずに続けていると何となくレールの上を上手く転がすコツが掴めて来ます。
それがインパクトでフェース面をスクエアに当てる自分だけのコツです。
ちなみに僕の場合は、「顔を地面と水平にする」「右手首を固める」でした。
スイングの場合、あまりに自己流過ぎると、曲がらないけど最大飛距離は出ないなんてことがありますが、パッティング、特にショートパットに最大飛距離を出す必要などありません。
自分が一番まっすぐ打ち出せる自分なりの打ち方が最強です。
ザ・レールで上手く打てるようになると、自然と正しいインパクトと出球コントロールの習得が完了しています。
僕のザ・レールは15年以上前に購入したものですが、未だに現役。
リビングに設置して、気が向いたときに転がしています。
今やったら15球中10球成功しました。まずまず!
【今日の小ネタ】
パッティング練習用のレールといえば、堀川未来夢プロがyoutubeで紹介したものも人気になりましたね。こちらも使ったことがありますが、僕はザ・レールの方が難しいと感じました。堀川未来夢プロも練習器具で大事なことは準備しやすい、設置しやすいことと仰っていました。確かに。レールは置くだけです。
コメント