今回はみんなの憧れ前傾角度について。
スマホの普及で誰でも自分のスイングを見て、線を引いてチェックすることが簡単にできるようになりました。
instagramを眺めていると、多くの人がお尻に縦線を引いたりしていますよね。
スイング中にその線からお尻から離れないようにすると前傾角度がキープできているという事です。
そして、多くの人が上手く出来ていないのが事実です。
腰が前に出て、お尻が線から離れます。
結果、体が起き上がり、腰の回転が止まり、必然的に手をこね、プレーンを外れて…
結果は言わずもがな。行方はボールに聞いて下さい。
前傾角度をキープするコツとして、
- アドレスしたお尻に当たるようにイスやキャディバッグを置いて、お尻で後ろに押すように振る
- 腹筋に力を入れる
↑みたいなことがよく紹介されていますが、これで治った人いますか??
やってみたところで、おそらくぎこちない動きになり、満を持して普通に打ったら何も変わっていない。なんてのが関の山。
これには明確な理由があって、あなたは元々体を起こして伸びあがる力を利用してクラブを振っているからです。
伸びあがるように力を使って振っているのに、伸びあがりを抑えることなんてできるわけがありません。
1つ試してみて下さい。
アドレスして、右腰から左肩に腕をカチ上げるようにインサイドアウトでマン振りしたらどうですか?
きっと、体は伸びあがり、お腹は突き出て、前傾角度は崩れていないですか?
逆に、アドレスして、右肩から左腰に向かって腕を振り下ろすようにアウトサイドインでマン振りしたらどうですか?
マン振りなのにお腹突き出ませんよね?伸びあがりませんよね?前傾キープできますよね?
つまり、何かを頑張らなくても、力の出力の仕方によって前傾は勝手に取れるものなのです。
言い換えると、フルショットしたら前傾が崩れるようであれば、スイングの体系が間違っているということです。
間違っているという言葉は少し乱暴ですね。多くのプロ達のそれとは違うということです。
ショートアイアンだけ何とか”頑張って”前傾キープできても意味はありません。
ドライバーのフルショットでも”無意識に”前傾キープ出来るスイング体系、力の出力の仕方ありきで、研鑽を積む必要があると思うわけです。
続く
【今日の小ネタ】
寝る前、J・ラームは+2だったのに、朝起きたら-7って何の冗談かと。
今年だけでなく、2005年のマスターズも配信しているのが僕的には神。タイガーの例のスーパーチップインは何回見ても鳥肌。当時、友人とリアルタイムで見てたときに騒ぎすぎて隣の部屋から壁ドンされました。

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