
このインパクトスナップ(Impact Snap)、簡単言うと「タイガーの手、腕の動きを教えてやるぜ!!」という凄い練習器具。
正しいインパクトを習得できるとして、米国のGolf Digestでは、練習器具大賞を4度も受賞するほどの評価を得ています。
その使い方ですが、グリップエンドから生えている黄色いボールがインパクトで右前腕につくように振るだけ。そして、中に動く重りが入っているので、インパクトでカチッと音がなるように振るだけです。
大きく振る必要はありません。ハーフスイングのトップ(P5)から、インパクトを少し過ぎた辺りまで(P7.5)で十分です。
上手く出来ると、地面にすごい圧をかけている感覚になります。
インパクトで黄色いボールが右前腕につかない人は、
- 手首をフリップする人
- 腕をロールする人
- キャストする人
- ハンドファーストに打てない人
つまりインパクト付近の手の動きが正しくないということなのです。

僕も一応ハンデ3なのですが、最初は見事にボールが右腕につきませんでした。ヤベェ….
原江里菜プロも最初は全然できなかったとか。
まずは、スイングせずに手元の形だけ作るようにした方がいいです。
グリップして、黄色いボールを右前腕に押し付けると、見事に右手は内旋、背屈、左手は外旋、掌屈、そしてサムダウン。言葉は難しいですが、つまりタイガーのインパクトの手の形になっています。というか、タイガーの手の形にならないと、黄色いボールが前腕にくっついてくれません。

そして、ここからがインパクトスティックのさらに凄いところなのですが、、、
さっき作った手の形のまま、インパクトスナップの延長線上に仮想のボールがあるようにインパクトの形を作ってみると、
- めちゃくちゃハンドファースト
- 低い手元
- 後ろに引いたお尻で前傾キープ
- 浮かない上体
- 左に乗った体重
これら全てが完成していることに気が付きます。
前傾キープや沈んだ上体がないと、そもそもヘッドがボールに届かないんです。
ゴルフスイングは体の各箇所が連動して動きます。
コックがほどける人は前傾が起きるように、一部が間違った動きをすると連動して全部が間違った動きになります。
つまり、インパクトスナップで強制的に手元を正しく完成させると、連動して体の動きも正しくなってくれるのです!!
USPGAのスローを見てると、彼らの手元にインパクトスナップ幻覚が見えてきます。
見事に黄色いボールが前腕にくっついてます。
これ、ちょっと感動しましたよ。
あるツアープロは、これ(インパクトスナップ)をあまり人に広めて欲しくないといったとか。
一応ハンデ3なんですが、インパクト前後のハンドアクションを相当間違えていたということがわかりました。
インパクトスナップ前の俺、インパクトスナップ後の俺。
まるで別人。球、鬼強。
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