
川崎春花プロも使用していることでも有名になりました。
下回りスイングを身につけられるイメージシャフトを購入して1年が経ちますので、レビューします。
まず、「イメージシャフト」とは、ベン・ホーガンのスイングを研究されている田所さんという方が開発された、下回りスイングというスイングメソッドを習得するための練習器具です。
その下回りスイングとは、腕をロールせず、ヘッドがグリップを追い越さないようにスイングして、フェース面が常にスクェアのままインパクトするというスイングです。
肩を開かずに腕を返していく、旧日本式のスイング理論とは真逆の欧米的なスイング体系。
ROC(Rate of Closure:インパクト前後のフェースの開閉速度)を減らして安定したショットを打つということですね。
イメージシャフト(image shaft)の凄いところは道具そのものより、開発者の田所さんが体系的に組み上げた上達への筋道です。
すごい数のドリルや様々な角度からの解説の動画が用意されていて、ドリルをこなしていくことで体に下回りの動きが仕込まれていきます。
家の中で出来るドリルも多く、思いついたときに練習できるところも◎
イメージシャフトの理論や動画などのサポート体制は凄くよかったですよ。勉強になりました。
他のスイング理論でよくわからなかったところがイメージシャフトの練習で理解できるところもあり、そういうことだったのか!!と一人興奮した夜もありました。
しいて気になったところを挙げるとすると、一部のファンの方でしょうか。
「下回りスイングはイメージシャフトがないと身につかない」という発言は流石に頂けません。
なぜならイメージシャフトを持っているはずがないUSPGAの選手が下回りの例として紹介されているので、矛盾が生じています。
裏を返せば、それだけの信者を生むほど魅力的な練習器具ということかもしれないです。
やはりスイング理論はいかに強振と低ROCを両立させるかが肝ですね。
Dプレーン理論的にもそれは今後も変わらない正解だと思います。
イメージシャフト。試してみてはいかがでしょうか。
【今日の小ネタ】
マスターズをスローで見てると面白いです。
下回りスイングかはわかりませんが、みんな見事にROCが小さいです。
そりゃライン出るわ!って唸ってしまうほど。
ゴルフサバイバルを見るときも是非各選手のROCの注目してみて下さい。
早々に曲げて脱落して行くのは大抵ギュンってフェースを返すROCが大きい選手です。
僕は素人アマチュアですが、そんな僕が見ても割と正解するくらい相関関係があります。

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