今さら特に珍しい話ではありませんが、ガチ勢のグリーンの読み方は何年も前から”感”ではなくなっています。(格好つけてグリーンリーディングと呼びましょう。)
現在のグリーンリーディングは傾斜とグリーンスピードをベースとした科学的で緻密な計算です。
エイムポイントエクスプレスリード(Aim point express)が有名ですね。
科学の本質は誰でも出来る再現性。一方、”感”は一部の天才のモノ。
我々アマチュアはできるだけ、”感”に頼らないグリーンリーディングをするべきです。
僕もエイムポイントの講習を受けてはみたいと思いますが、息子が邪魔してきますから中々そういう時間がとれません。(ちなみに、エイムポイントをガチでやろうとしたらラウンド前に時間をかけてグリーンを正確に調査する必要があります。スタート前にそんな時間あります?)
ということで、科学と統計で導かれた誰でも出来るグリーンの読み方を紹介します。
まずは茨城のトップアマ金澤トールさんが紹介されている「9-2-2-1システム」です。
- 9フィートのグリーンで、
- 2%の傾斜のとき、
- 2m転がると
- 1カップ曲がる
パットエイミング教本では下記のとおりです。
- 9フィートのグリーンで、
- 2%の傾斜のとき、
- 2m転がると
- 1.5カップ曲がる
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差は0.5カップなので前者は少しオーバー、後者はジャストタッチを基準という理解で大丈夫です。
さて、ここで浮かんだ疑問がありますよね?
「2%の傾斜って言われてもわかんねぇよ!!」って。
ご安心を。目安をお伝えします。
- 1%傾斜:感じ取れない人も多い傾斜。あまり曲がるように見えないライン。
- 2%傾斜:曲がることが認識出来る。
- 3%傾斜:強く曲がることが明らか。
- 4%以上傾斜:ボールが斜面に静止しない。
いざ、パッティングにのぞむとき、明確な基準があるかないかでは結果が大きく異なります。
是非、試してみて下さい。割と救われます。
【今日の小ネタ】
1〜4%の傾斜の目安を紹介しましたが、ちゃんと習得するなら傾斜計が必要です。練習グリーンにおいて、足元で感じるこの傾斜は○%かフムフム と練習するわけですね。ナショナルチーム勢がやってる練習です。ガチ勢なら是非。
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