CAPTO(キャプト)について
CAPTOというパッティング解析システムをご存知でしょうか。
CAPTOとはイタリアで開発された高性能センサーで、47gのセンサーの中に15個のパッティング解析に必要なセンサーがすべて搭載されていて、以下の16項目を計測することができます。
一応書くだけなので、読み飛ばしてください。
要するに、色々計測できてパッティングが丸裸になり、理想のパッティングがわかるってこと。
フェース:インパクト時のフェース向き
シャフト:インパクト時のシャフトの傾き
ライ:インパクト時のライ角
角度変化:ストローク中の上記3項目の変化
軌道Track(水平面):上から見たストローク軌道
軌道Arc(垂直面):正面から見たストローク軌道
軌道に対するフェース向き:上記2項目のフェース向き
3D Motion:インパクト前後5cmの円運動の半径と支点を解析
打ち出しLaunch:ボールの打ち出し角
エネルギーEnergy:インパクト時のエネルギー損失の割合
インパクトポジション:インパクト時のクラブの動き、エネルギー損失の割合
Putter Rail:グリップエンドとパターヘッドの動き
ハンドリング:手の操作の大小
トレンブリング:手の震えの程度
加速度/速度:パッティング時の加速度
テンポ:パッティングのテンポ
CAPTOの解析結果
さて、CAPTOで解析するとこのような画面が表示されます。



ヘッドと胸を結んだ仮想の平面が表示されていて、ヘッドはそのプレーン上を動くのが良いとされています。しかし、シャフトはそのプレーン上にありません!
ヘッドの理想的なプレーンと、シャフトのプレーンの角度が異なる。
このあたりがパッティングストロークの難しさと言えるでしょう。
先日紹介したPutting Arcという練習器具にも同様の説明書きがあり、このヘッドとシャフトで別々のプレーンを操る練習を目的としています。やはり支点は首のつけねにおくのが理想のようです。

CAPTOは長尺パターをすすめているのか?
さて、こちらの写真を見てください。アダム・スコットや宮里優作、長尺パター使用プロですが、CAPTOの分析写真を見比べていかがでしょうか?



CAPTOの分析画像内に示された、ヘッドと胸を結ぶ理想のプレーン上にシャフトとヘッドが並んでいます。つまり、クラブなりにストロークするだけで理想のヘッド軌道を描くというスグレモノ。
CAPTOの分析画像を見れば見るほど長尺パターのメリットが強調されます。
普通に持つだけで首の付け根が支点になる。
これだけでも長尺パターを使う理由になりますね。
ゴルファーは概ね保守的ですが、1本どうですか??
(アダム・スコットや宮里優作が使ってて格好悪いなんてことはないですよ!)
前の記事で紹介した、L.A.B.GOLFも全てのヘッドで長尺モデルが作成でき、僕が使っているのはコチラです。長尺パターはパンチが入るとか、ストロークのミスが出にくいのでホントおすすめですよ。
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