最強?長尺パター&2023年おすすめモデル

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昨今、長尺パターを見つけるのは簡単ではありません。そこそこの数のプロが長尺パターを使っていますが、ほとんどの場合、特注のプロトタイプで残念ながら市場には出回っていません。

新品の現行モデルもいくつかはありますし、中古でも構わない場合、根気よく探せば美品が見つかることもあります。

市販の長尺パターとそのメリット、デメリットを紹介します。

【2023年】長尺パターの現行モデル

長尺パターの現行モデルは正直少ないです。大手メーカーだとオデッセイだけ。あとはL.A.B.GOLFやムジークのカスタムですね。数が少ないですが、一定の需要がある分リセールバリューも高く、美品は定価以上の価格で取引されることもあります。

個人的には3万円で購入したキャメロンの長尺が10万円で売れたのはいい思い出です。ダメでも高値で売れるので、1本持っておいても損はないのも長尺パターのいいところです。

長尺パター(Broomstick)の超メリット

クラブが完璧に近い振り子を促してくれる

長尺パターでほぼ完璧な振り子ストロークを実現しやすい主な理由は、パターをターゲットに対してほぼ垂直の状態でアドレスできることです。そのため、パターをまっすぐ後ろに引いて、まっすぐフォローを出すことが格段に簡単なのです。

ライ角の大きなアドバンテージ

全ゴルファーの99%が知らない用具ルールがあります。USGAルールでは、パターのライ角は80度以下でなければなりません。これは主にパターを制限するルールで、もしパターを90度のライ角で作れば、パターを真下に向け、ストレートバック、ストレートフォローのストロークが簡単になりすぎるためです。

しかし、長尺パターを構えたとき、有効ライ角は地面に対してほぼ垂直であり、80度を超えるライ角でパターを地面にセットすることが一般的です。長尺パターでは実質、不適合なパターのように真っ直ぐなストロークをすることが可能なのです。

ストロークから手を離すことができる

長尺パターに頼るプレーヤーは、パッティングに悩みがあることが多いかもしれません。

例えば、イップスのプレーヤーは、ショートパットで不安になると、手が無意識に痙攣しまいます。手の痙攣と強い不安の組み合わせは、修復がほとんど不可能な場合があり、プロゴルファーのキャリアを絶ち、アマチュアはゴルフを完全にあきらめることになります。

しかし、長尺パターはストロークから手を切り離す事ができます。肩でストロークするだけで、手はパターを持って安定させておくだけでいいのです。

長尺パターは、イップスに対する最も効果的な薬の1つです。イップスではなくても、ストロークを非常に簡素化するため、パター下手をパター上手に変える可能性を秘めています

長尺パター使用時のデメリット

ロングパットの距離感を判断するのは難しいかもしれない

長尺パターはショートパットやミドルパットでは非常に有利で信頼できますが、ロングパットでは距離感を調節するのが難しい場合があります

これは、ロングパットで正しい距離を打つためにクラブを直感的に加速させることが難しいためです。

言い換えれば、ロングパットでは、ボールをカップまで運ぶために、非常に大きなバックスイングをしなければいけないことがあります。もし、長尺パターに変えたら、距離感になれるまで練習が必要かもしれません。

自然なフィーリングを失う可能性がある

長尺パターでのパッティングは少しロボット的です。長尺パターを使うと、パッティングストロークを簡素化できるかもしれませんが、少し機械的に感じるでしょう。基本的に「一貫性」と「感覚」はトレードオフです。悪いことではありません。パターが苦手は人にとっては、嬉しいトレードオフです。

長尺パターは少し恥ずかしいのかもしれない

長尺パターをバッグから取り出すとき、基本的に、標準的な長さのパターで上手く行かなかったことを認めていることになります。名誉の証とは正反対。

初対面の人とプレーするたびに、少なからず注目されることがあり、恥ずかしさを感じることでしょう。ただし、同伴者より確実にパットを沈めることで、にやにやとした笑みを黙らせることができます。あなたへの批判を黙らせるための最良の方法であり、長尺パターはそれが可能なのです。

よくある質問(FAQ)

長尺パターは100%ルール適合です。プロでもアマチュアでも変わりません。しかし、注意点があり、長尺パターを胸に「アンカリング」することは禁止です。

USGAは根本的に、パッティングストローク中にパターが「固定される」ことを一切排除したということです。

規則14.1-bが実施される前、プレーヤーは長尺グリップエンドを胸に押し当て、効果的に固定されたアンカリングポイントを作ることが許されていました。これは中尺パターにも適用され、プレーヤーはグリップエンドを腹に押し当て、固定されたアンカリングポイントを作っていました。

2016年1月1日にアンカリング禁止ルールが実施された後、すべての形態のアンカリングがルール不適合となりました。このため、中尺パターはすぐにゴルフ界から姿を消しましたが、長尺パターは胸に固定しないのであれば、まだ使うことができるため、生き残っています。

男性用長尺パターは、通常、44~52インチの長さです。女性のホウキパターは通常42-50インチの長さです。女性用の長尺パターを見つけることは難しく、特注カスタムが必須です。

長いシャフトパターは、次の3種類があります。

  1. 長尺パター-英語ではBroomstick(ほうき)と呼ばれています。ゴルフのゲームの中で最も長いパターです。慎重に合わせて通常44から52インチ程度です。そしてグリップは通常2つに分かれていて、グリップエンドに左手のための短いグリップ、中央部に右手のための長めのグリップがあります。
  2. アームロックパター-アームロックパターは一般に標準的なパターより4から6インチ程長いです。グリップは、左前腕の固定するように設計されているため、標準的なパターよりもかなり大きいです。
  3. 中尺パター-これらのパターはもはや意味をなしません。お腹にアンカリングせずにベリーパターを使うのは、単に意味がないのです。2016年のアンカリング禁止により、ゴルフゲームからベリーパターは事実上排除されました。

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この記事を書いた人
屋上 太郎

熱して冷めてを繰り返しゴルフ歴は15年になりました。
ベストスコア69。ベストハーフ31。
ハンディキャップは3くらい。現在子育て真っ最中。
息子にゴルフの邪魔をされながらも、いつか全国大会に出場します。
限られたリソースでも上達する軌跡を残していきます。
それが自分の記録になれば。そして誰かの参考になれば。
基本的に屋上で上達する人です。

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